お知らせ
【第6回】霜がついた時の対処方法
霜がついてしまったら、どーすればよいか?
今回はそんな感じのお話です。
まず、庫内のお肉等を他の冷蔵庫等に避難させます。霜がついた場合
設定温度より下がっていない場合がほとんどだからです。
そして、霜を溶かす作業が必要となります。
①強制霜取りを行う。
タッチパネルの右矢印を長押しすると強制霜取りが出来ます。
軽度の場合はこれを数回行うことで解消する場合があります。
ただ、完全に霜を溶かさないまま使用を再開してしまうと
同じことの繰り返しになってしまいますので注意が必要です。
写真(第5回掲載)のようになってしまった場合は最低でも
2~3回は繰り返した方が良いかと思います。
②扉を開けっ放しにして霜を溶かす。(推奨24時間)
運転を停止しブレーカーを落とします。扉を開けたままにして
24時間放置し、霜を溶かします。注意点としてたくさん霜が
ついていた場合、溶けた水が排水受け皿で受けきれずに
オーバーフロー(あふれる)する場合があります。
③温度設定を30℃にして霜を溶かす。(推奨12時間)
連続運転状態で設定温度を30℃にして運転します。
庫内を高温に保ち、霜の溶けるのを早めます。
冷蔵ユニットの庫内吹き出し温度は、設定温度に対しマイナス10℃位です。
設定温度が+5℃の場合、庫内吹き出し温度は大体-5℃位になります。
霜はついて当然の物なのです!なので弊社の解凍熟成庫は
出荷時設定で4時間おきに20分の霜取りを行う設計になっています。
霜取りで取り切れないくらいの霜がつき始めると徐々に氷の塊が
大きくなり、写真(第5回掲載)のようになってしまうのです。
5月~9月、高温多湿の時期は霜付きのお問い合わせをいただく事が多いです。
なんとなくいつもと違うなーと感じたら、弊社までお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。
2023年08月10日